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アマモ種子の垂下式栽培を試みました


1.容器は、カキ養殖かご網に収まる水切りかごトレー(サイズ:40cm ×15.5cm ×30cm 写真)を使用し、市販の砂約10kgを洗浄して収容した。

2.播種方法は「砂への直まき」と「砂混合紙粘土に包んで砂中に埋め込むまき方」の二通りを試みました。

3.直まきでは、砂面に人差し指で穴を18個開け、各穴に種子約40個を埋めこみ、1箱あたり約720粒を播種しました。当試験区は3セットを用意しました。

4.紙粘土に埋め込むまき方では、紙粘土(ホワイトクレー1Kg)に徐々に砂を加え、握って形が崩れない程度のところまで混ぜあわせ、これらを20個に分けて、平たく整形して1個あたり40粒を包み込みました。1箱あたり種子入り砂団子10個(約400粒)を砂中に埋めこみました。当試験区は2セットを用意しました。

5.これら5セットのかご網にはメモリー式水温計をセットして、11月4日に、七尾市奥原地区のカキ養殖施設(水深約2m)の水面下約1m付近に垂下しました。