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公開学習会「能登の里海・七尾湾を学ぶ ー七尾湾の海洋環境と海草アマモの現状ー」を10月29日に七尾市のと里山里海ミュージアムにて開催しました。当日は、七尾湾の水温変動と貧酸素化の現状、アマモ類の生態、衛星データと現場観測からみたアマモ場面積の変化、種まきによるアマモ場回復の取り組みについて講演がありました。講演では、近年の七尾湾の年平均水温が、冬場の水温上昇により上昇傾向を示していること、2023年は七尾西湾の広い範囲でアマモの生息域が大幅に減少したこと、この原因として海の濁りと高水温の影響が考えられることなどが報告されました。